September 11 attacks をどういう感じで作っていったのかを軽くまとめます。
6 WTC 制作メモ
どこから見るかを決める
まずはタイミングの時を絵にするかを決める際に、飛行機が衝突しているときか倒壊するときのどちらかだよなということで、大きく爆発している 2WTC 衝突時に決定。あとは遠巻きに見ている雰囲気にしようということで、適度に周囲のビルを含むようにしてみます。
こちらの方が第一報の後なので報道写真も多く残されているので描きやすいものの、写真そのままを描くわけにもいかないので想像で描くべく、いくつかのスケッチをしていく。ただし爆発している様子が見やすい角度は東側からの方向、しかも WTC にありがちなハドソン川からの眺望は煙が 1WTC に遮られるので、誰も撮らない角度を描くことに。
ブルックリン橋を含んだ地上からの光景でもよさそうだけど、あまりに水平垂直な構図すぎるのと、それは New York Times に掲載されているので却下。
Google Earth で立体空間を把握
写真で撮られていない角度を描くので、何かしらの助けが欲しいから Google Earth で当時の建物を配置して、カメラをぐりぐり回しながら配置を定めていきます。
このときに、戦後できたような箱形のビルばかりだとつまらないからウールワースビルがさり気なく入るようにしてみました。
また空中から若干俯瞰気味にしてみると摩天楼らしさも出てよさそうなものの、対岸を描くことにもなる。けどそれはそれでよさそうだからこれに決定。
周辺の建物について調べるなど
建物を描くのは面倒なので、全体の形や窓の数だとかをメモ。地味に面倒。
Google Earth のトレースは禁止されているし、自分の都合で変形させたり余計な部分を排除したりしたいし、そもそも Google Earth の品質がそこまで高精細でもないから、まずは自分でラフを作成。
あとは地道に描いていきます。
おおよその制作時間など
- 9/6(火)~9/11(日)までの6日間(もっと時間をかければ細かいところの調整に使えたかも)
- ファイルの大きさは一番大きいときで 86.6 MB (A3/350dpiで作成)
- レイヤーは描いては統合の繰り返しなのものの40枚強残っているので、個々の建物パーツまで綿密に分けていたとしたら100枚はいっているかもしれない
何でもいいから描き上げたらその反省を次に活かそう。